![]() ソーシャルネットワーキングサービス(sns)を自動的に作成するための方法、携帯電子機器、システム及びコンピュータプログラム
专利摘要:
ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)セッションを自動的に作成するために方法、携帯電子機器、システム及びコンピュータプログラム製品が提供される。方法は、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントの、第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを第1の機器において生成して送信するステップを含む。第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントは第1の所定長(T)を有する。第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントは第1の機器からサーバへ周期的に送信される。第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントは、第1の所定長(T)よりも短い第2の所定長(t)を有し、第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの中に含まれているデータよりも時間的に後で得られた、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントに関連するデータを含む。第1の機器から周期的に送信された、第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの一部、または第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを含む、第2の機器からの第1の所定長(T)を有する第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの受信にサーバが応じることにより、第1の機器はサーバに自動的に作成されるSNSセッションに加えられる。 公开号:JP2011511346A 申请号:JP2010543584 申请日:2008-12-19 公开日:2011-04-07 发明作者:マルクス アンドレアソン,;ペル オストランド,;ヘンリク ベングトソン,;オリヴィエル モリネル,;ボ ラーション,;ビェルン リンドクィスト, 申请人:ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー; IPC主号:G06F13-00
专利说明:
[0001] 本発明は、通信に関し、より具体的には、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)及びこれに関連する方法、機器、システム及びコンピュータプログラムに関する。] 背景技術 [0002] 最近、オンラインチャットルーム、インターネットフォーラム並びに電子掲示板、インスタントメッセージ等のようなソーシャルネットワーキングサービス(SNS)が広く普及してきている。上記のようなソーシャルネットワーキングサービスによって、スポーツ、音楽、育児、政治等のような同様のトピックに関心を持っている人々がバーチャルコミュニティに集合することが可能になっている。通常、ユーザはオンラインチャットルームや電子掲示板などのバーチャルコミュニティを作成し、バーチャルコミュニティのテーマ(例えばロックミュージック)を決める。また、バーチャルコミュニティは例えばコンサート、テレビ、ショー番組、スポーツイベント等のような現在進行中のイベントについて論じるために開設されてもよい。特に、ユーザは現在進行中のフットボールの試合について論じるためのオンラインチャットルームを設定したり、テレビで放映中のビューティコンテストに関して人々がコメントすることができるオンラインフォーラムを設けたりすることができる。したがって、バーチャルコミュニティの出現によってユーザは、自分の家やオフィスの快適な環境で同様のトピックに関心を持っている他の人々と交流を行うことが可能となるであろう。] 課題を解決するための手段 [0003] 本発明のいくつかの実施形態は、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントの、第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを第1の機器において生成して送信するステップを含む、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)セッションを自動的に作成する方法を提供する。第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントは第1の所定長(T)を有する。第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントが第1の機器からサーバへ周期的に送信される。第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントは、第1の所定長(T)よりも短い第2の所定長(t)を有し、第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの中に含まれているデータよりも時間的に後で得られた、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントに関連するデータを含む。第1の機器から、第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの一部、または周期的に送信された第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを含む、第2の機器からの第1の所定長(T)を有する第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの受信に前記サーバが応じることにより、第1の機器はサーバに自動的に作成されるSNSセッションに加えられる。] [0004] 本発明の更なる実施形態では、第2の機器は、第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを生成し、第2の所定長(t)を有する第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントをサーバへ周期的に送信するように構成されることができる。第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントは、第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの中に含まれているデータよりも時間的に後で得られた、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントに関連するデータを含んでもよい。第3の機器からの第1の所定長(T)を有する第5のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントはサーバにおいて受信されてもよい。第3の機器からの第1の所定長(T)を有する第5のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントが、第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリント、第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの一部、または第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを含むと判定された場合、第3の機器はSNSセッションに加えられ得る。] [0005] 本発明のさらに別の実施形態では、第3の機器をSNSセッションに加えるステップに応じて、第2または第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの周期的送信を終了させるために、第1または第2の機器においてサーバからの指示を受信することができる。本発明の或る実施形態では、第3の機器におけるSNSセッションの終了に応じて、サーバへの第2または第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの周期的送信を回復するために、第1または第2の機器においてサーバからの指示が受信されてもよい。] [0006] 本発明のいくつかの実施形態では、サーバにおいて、第1、第2、第3、第4、及び第5の少なくともいずれかの、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントが同一のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントに関連するかどうかを判定するために、当該第1、第2、第3、第4、及び第5のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントは、統計的方法を用いて比較されてもよい。本発明の或る実施形態では、比較するステップは、時間ずれを許容するように比較アルゴリズムを適合させるステップを含んでもよい。] [0007] 本発明の別の実施形態では、生成するステップの後に、第1の所定長(T)を有する、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントの、改善された第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを提供するために、生成するステップで生成された第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントは処理されてもよい。] [0008] 本発明の別の実施形態では、SNSセッションはオンラインチャットセッション、オンラインフォーラム、オンライン電子掲示板、またはインスタントメッセージ通信セッションを含んでもよい。] [0009] 本発明のいくつかの実施形態を主として方法の実施形態について説明してきたが、機器、システム及びコンピュータプログラムも提供される。] 図面の簡単な説明 [0010] 本発明のいくつかの実施形態に係るソーシャルネットワーキングサービス(SNS)サーバと、該サーバに関連する機器とを含むネットワークを示すブロック図である。 本発明のいくつかの実施形態に係る携帯用電子機器及び携帯電話通信システムを示すブロック図である。 本発明のいくつかの実施形態に係るサーバにおけるオーディオ/ビデオフィンガプリントの送信及び受信を示す図である。 、 本発明の種々の実施形態に係る方法を示すフローチャートである。] 実施例 [0011] 本発明の実施形態を示す添付図面を参照しながら、本発明について以下さらに詳細に説明する。しかしながら、本発明は、多くの別の形態で実施されることも可能であり、本明細書で説明される実施形態に限定されるものとして解釈されるべきでない。] [0012] 従って、本発明は、様々な変形及び別の形式を許容することが可能であり、その特定の実施形態が図面により例示され、本明細書で詳細に説明される。しかしながら、開示される特定の実施形態に本発明を限定する意図はなく、それどころか、本発明は、特許請求の範囲に規定されているような本発明の趣旨及び範囲に含まれるあらゆる変形、等価及び代替構成を含むものであることが理解されるべきである。同一の番号は図面の説明を通じて同一の要素を示すものとする。] [0013] 本明細書で使用されている用語は特定の実施形態について単に説明することを目的とするものであって、本発明の限定を意図するものではない。以下の説明において、「a」「an」「the」により単数を表示したようになっているものでも、特に文脈上、別の記載がない限り、複数の内容を表示している場合もある。本明細書で使用している「有する(comprise)」、「有している(comprising)」、「含む(include)」、「含んでいる(including)」という用語は、記載されている特徴、数値、ステップ、動作、要素、構成部品が存在するということを明記するものであるが、他の特徴、数値、ステップ、動作、要素、及びそれらのグループの存在や追加を排除するものではない。さらに、要素が他の要素に「応じる」あるいは、「接続される」と記載された場合、それは他の要素に対して直接応じたり接続されても、途中に他の要素が介在してもよい。反対に、要素が他の要素に対して「直接応じる」あるいは「直接接続される」とされる時は、中間の要素は存在しない。「〜及び〜の少なくともいずれか」(and/or)と表記の使用は、列挙された関連する1以上の項目の一部または全ての組み合わせであることを示し、「/」として略記されてもよい。] [0014] 別段の規定がない限り、本明細書において用いられる(技術的用語と科学的用語とを含む)すべての用語は、本発明が属している技術分野の通常の知識を有する当業者によって共通に理解されるものと同じ意味を有するものとする。本明細書において用いられている用語は、本明細書及び関連する技術分野の文脈における意味と一致する意味を有するものと解釈すべきであり、本明細書で明示的に別段の定義がない限り、理想化した意味に解釈したり、過度に形式的な意味に解釈したりすべきでないことはさらに理解されよう。] [0015] 多様な要素を記述するために、各要素に第1、第2などの用語を付す場合があるが、要素がこれらの第1、第2などの用語に限定されるわけではないことは理解されよう。これらの用語は、要素と要素を区別するためだけに使用したものである。例えば、本開示の教示から逸脱することなく、第1の要素を第2の要素と命名する場合もあれば、同様に、第2の要素を第1の要素と命名する場合もある。線図のうちのいくつかには通信路上に情報伝達の主方向を示す矢印が含まれてはいるが、描かれている矢印と逆方向に通信が行われ得ることを理解されたい。] [0016] 方法、機器、システム、及びコンピュータプログラムの少なくともいずれかを示すブロック図及びフローチャートの少なくともいずれかに関連して、以下に例示する実施形態について説明する。ブロック図とフローチャートの少なくともいずれかのブロックと、ブロック図とフローチャートの少なくともいずれかのブロックの組み合わせとは、コンピュータプログラム命令により実現可能であることは理解されよう。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用目的コンピュータ、及び機械を製造するプログラム可能な他のデータ処理装置の少なくともいずれかのプロセッサに供給されてもよい。コンピュータ及び他のプログラム可能なデータ処理装置の少なくともいずれかのプロセッサで実行するコンピュータプログラム命令は、ブロック図及びフローチャートの1つまたは複数のブロックの少なくともいずれかに示された、機能/動作を実行するための手段(機能)及び構成の少なくともいずれかを生成する。] [0017] コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置を、特定の方法で機能させることができるこれらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータが読み取り可能なメモリに保存されてもよい。コンピュータが読み取り可能なメモリに保存されたコンピュータプログラム命令は、ブロック図及びフローチャートの1つまたは複数のブロックの少なくともいずれかに示された機能/動作の実行命令を含む製品を製造する。] [0018] 上記コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータあるいは他のプログラム可能なデータ処理装置に、当該コンピュータまたは他のプログラム可能な装置上で実行される、コンピュータにより実行される処理を生成するための一連の動作ステップを実行させるようにロードされてもよい。コンピュータあるいは他のプログラム可能な装置上で実行する命令は、ブロック図及びフローチャートの1つまたは複数のブロックの少なくともいずれかに示された機能/動作を実行するためのステップを提供する。] [0019] したがって、例示の実施形態は、ハードウェアと(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード等を含む)ソフトウェアとのうちの少なくともいずれかにおいて実現されてもよい。さらに、例示の実施形態は、命令実行システムによる、又は命令実行システムに関連した使用のために、コンピュータで使用可能なプログラムコード又はコンピュータが読み取り可能なプログラムコードを実装したコンピュータで使用可能な又はコンピュータが読み取り可能な記憶媒体上のコンピュータプログラムの形態をとってもよい。本明細書の文脈では、コンピュータで使用可能な又はコンピュータが読み取り可能な媒体は、命令実行システム、機器、又は装置により又はこれらに関して用いるためのプログラムを含み、保存し、通信し、伝播し、又は転送することのできる任意の媒体とすることができる。] [0020] これらのコンピュータで使用可能な又はコンピュータが読み取り可能な媒体は、例えば、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、半導体のシステム、機器、装置、伝播媒体であってもよいが、これらに限定されない。コンピュータが読み取り可能な媒体のさらに詳細な例(非包括的なリスト)には、1以上の配線を有する電気接続、ポータブルコンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラム可能読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ及びポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD−ROM)が含まれる。なお、コンピュータで使用可能な媒体又はコンピュータが読み取り可能な媒体は、プログラムが印刷された紙又は他の適切な媒体であってもよい。これは、例えば紙又は他の媒体を光走査し、その後必要に応じてコンパイルするか、変換するか、適切な方法で処理を行い、次いで、コンピュータメモリに保存することによって、プログラムを電子的に取り込むことが可能であるからである。] [0021] 本願明細書で解説したデータ処理システムの動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、開発の便宜上、Java(登録商標)、AJAX(非同期JavaScript)、C、C++等の高級プログラミング言語のうちの少なくともいずれかの言語で記述されてもよい。さらに、例示の実施形態の動作を遂行するためのコンピュータプログラムコードは、インタープリタ型言語等の、これに限定されない他のプログラミング言語で記述されてもよい。いくつかのモジュール又はルーチンは、性能及びメモリ使用効率の少なくともいずれかの向上のため、アセンブリ言語又はマイクロコードで記述されてもよい。しかし、実施形態は特定のプログラム言語のみに限定されるものではない。いずれか又は全てのプログラムモジュールの機能はまた、個別ハードウェア部品、1以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、又はプログラムされたデジタル信号プロセッサ又はマイクロコントローラを使用して実現されてもよいことは理解されよう。] [0022] また、いくつかの代替実施形態では、ブロックで示される機能/動作は、フローチャートで示される順序とは異なる順序で実行してもよいことを付記しておく。例えば、連続して示される2つのブロックを実際にはほぼ同時に実行してもよいし、あるいは、関係する機能/動作に応じて逆の順序でこれらのブロックを実行することも時としてある。さらに、フローチャート及びブロック図の少なくともいずれかの所定のブロックの機能が複数のブロックに分割されるか、フローチャートとブロック図の少なくともいずれかの2以上のブロックの機能が少なくとも部分的に一体化されるか、の少なくともいずれかが行われてもよい。] [0023] 単に例示と説明を目的として、携帯電子機器、特に移動体端末に関連して本発明の様々な実施形態を本明細書で説明する。しかしながら、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、本明細書に記載のいくつかの実施形態に基づいて処理を実行することができる任意の装置において一般に実現可能であることは理解されよう。] [0024] 例えば、オンラインチャットルーム、インターネットフォーラム並びに電子掲示板、インスタントメッセージ、等のようなソーシャルネットワーキングサービス(SNS)が広く普及してきている。これらのようなSNSによって、スポーツ、音楽、育児、政治等のような同様のトピックに関心を持っている人々がバーチャルコミュニティに集合することが可能になっている。通常、ユーザはオンラインチャットルームや電子掲示板などのバーチャルコミュニティを作成し、バーチャルコミュニティのテーマ(例えばロックミュージック)を決める。また、バーチャルコミュニティは例えばコンサート、テレビ、ショー番組、スポーツイベント等のような現在進行中のイベントについて論じるために開設されてもよい。特に、ユーザは現在進行中のフットボールの試合について論じるためのオンラインチャットルームを設けたり、テレビで放映中のビューティコンテストに関して人々がコメントすることができるオンラインフォーラムを設けたりすることができる。したがって、バーチャルコミュニティの出現によってユーザは、自分の家やオフィス等の快適な環境で同様のトピックに関心を持っている他の人々と交流を行うことが可能となるであろう。] [0025] 従来のSNSは一般に、特定のトピックに関連するバーチャルコミュニティを開設するために誰かがイニシアチブを取る必要があり、かつ、このトピックに関心を持っているかもしれない他の人々(バーチャルコミュニティの潜在的な参加者)が当該バーチャルコミュニティを発見するか、当該バーチャルコミュニティを認知する必要がある。したがって、バーチャルコミュニティの開設者がコンサートやテレビ番組のような現在進行中のイベントについてある限られた期間議論すること望む場合、潜在的な参加者たちは開設されたバーチャルコミュニティのことを、当該イベントに関連するバーチャルコミュニティの必要性が全くなくなる終了時まで認知しない可能性がある。] [0026] したがって、本発明のいくつかの実施形態は、SNSを自動的に作成する方法、装置、システム及びコンピュータプログラム製品を提供するものである。特に、以下詳細に解説するように、同じオーディオ/ビジュアルコンテンツを同時に視聴しているユーザのために、オーディオ/ビジュアル放送/イベントに関連する期間限定タイプのバーチャルコミュニティを自動的に作成することが可能となる。したがって、本発明のいくつかの実施形態によって、ユーザは、イベント終了時までの期間限定で、当該イベントに関するバーチャルコミュニティへの参加が可能となる。] [0027] 図1〜図5を参照しながら、本発明のいくつかの実施形態についてこれから解説する。図1をまず参照すると、本発明のいくつかの実施形態は、SNSサーバ110及びSNSサーバ110と通信するように構成された複数の装置を含むネットワーク100を提供する。図1に示すように、サーバ110と通信するように構成されたネットワーク100内のこれらの装置には、パーソナルコンピュータ130、テレビ150、DVR/TIVO(登録商標)160、カメラ120を有するラップトップ170及び携帯電子機器190が含まれる。カメラ120は、本発明の範囲から逸脱することなく、ラップトップ170に内蔵、あるいは、ラップトップ170から分離していてもよい。機器130、150、160、170及び190は、本発明の範囲から逸脱することなく、有線を介して又は無線でサーバと通信を行うことができる。図1に例示の本発明の実施形態には、パーソナルコンピュータ130、テレビ150、DVR/TIVO160、ラップトップ170及び携帯用電子機器190が含まれ、これらすべてはサーバ110と通信を行うものではあるが、本発明の実施形態はこの構成に限定されるわけではない。SNSセッションに参加し、かつ、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかを記録する機能を有すると共に、これらの記録したオーディオ及びビデオの少なくともいずれかをサーバ110に提供する任意の装置が本発明の範囲内に含まれる。さらに、図1の装置はサーバに結合されたものとして示されてはいるが、これらの装置はまた、本発明の範囲から逸脱することなく、1以上のその他の装置に結合されたものであってもよい。] 図1 図2 図3 図4 図5 [0028] 本明細書において用いられているように、「携帯用電子機器」という用語には、マルチラインディスプレイを有するまたは有さない携帯無線電話機と、携帯無線電話機をデータ処理機能、ファクシミリ機能及びデータ通信機能と組み合わせた個人通信システム(PCS)端末と、無線電話、ページャ、インターネット/イントラネット接続、ウェブブラウザ、電子手帳、カレンダ、及び全地球測位システム(GPS)受信機の少なくともいずれかを含むパーソナルデータアシスタント(PDA)と、ゲーム用機器と、オーディオビデオプレーヤと、無線電話送受信機を含む従来型のラップトップ及びパームトップ型携帯コンピュータの少なくともいずれかと、を含む。本発明のいくつかの実施形態に係る動作が可能な任意の携帯用電子機器を本発明の範囲から逸脱することなく使用することも可能である。] [0029] 図1にさらに示されているように、サーバ110は1以上のSNSセッションであるSNS1(115)及びSNS2(117)を含む。サーバ110は、本発明の範囲から逸脱することなく、2つのSNSセッションを実行するものとして例示されてはいるが、サーバは1つ又は3つ以上のセッションを実行してもよい。さらに、単一サーバ110のみが図1に例示されてはいるが、本発明の実施形態は本発明の範囲から逸脱することなく2以上のサーバ110を含んでもよい。] 図1 [0030] 図1のシステム100について、本発明のいくつかの実施形態に係る動作を解説する。特に、例えば携帯電子機器190のような第1の機器は、第1の機器のユーザが関心を持っているラジオ番組であって、そのラジオ番組を聴いている人々とチャットをしたいと思うラジオ番組のような、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントの、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかの第1のフィンガプリント(fingerprint)を生成する。生成されたオーディオ及びビデオの少なくともいずれかの第1のフィンガプリントは、本発明のいくつかの実施形態では約60秒であってよい第1の所定長(T)を有する。第1の機器190は第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントをサーバ110へ送信する。本発明のいくつかの実施形態では、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかの第1のフィンガプリントを最初にサーバ110へ送信した後、第1の機器190は、第1の所定長(T)よりも短い第2の所定長(t)を有する、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかの第2のフィンガプリントを周期的に送信する。この第2の所定長(t)は約5秒、あるいは確実な識別に十分な長さであってもよい。この第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントは、オーディオ及びビデオのイベントに関連する、第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントに含まれるデータよりも時間的に後で得られる異なるデータを含む。] 図1 [0031] 特に、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリント(長さt)の周期的送信には、初期の送信(長さT)とは異なるデータが含まれる。これらのフィンガプリントはイベントに関連する生の録音/録画を反映し、かつ、時間の経過に伴って変化する。長さ(t)の、より短いフィンガプリントの送信によって電力の保持が可能となる。第1の機器190は第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを第1の所定長(T)に等しい周期で送信する。これについては図3を参照してさらに後述する。] 図3 [0032] サーバ110は第1又は第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを第1の機器190から受信する。サーバ110は、第1又は第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを、例えば図1の機器130、150及び170などの他の機器から受信した他のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントと比較するように構成される。サーバ110において受信した他のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントのうちの1つが、第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの一部か、第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを含んでいるとサーバ110が判定した場合、サーバ110はSNSセッションを自動的に作成し、第1の機器及び他の(1以上の)機器を当該SNSセッションに加える。] 図1 [0033] したがって、上述したように、本発明のいくつかの実施形態によって、従来の解決方法とは異なり、オーディオ及び/又はビデオの同じコンテンツを同時に視聴するユーザのためのチャットルーム及びフォーラムなどのSNSセッションを自動的に作成することが可能となる。本発明のいくつかの実施形態では、ユーザは単にシングルクリックを行うだけでSNSセッションへの参加が可能となり、場合によってはこのようなサービスの利用が増加させるかもしれない。] [0034] 上述した例にはオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントとしてラジオ番組が含まれている。しかし、本発明の実施形態はこの構成に限定されるものではない。イベントは、本発明の範囲から逸脱しない、任意の種類の放送又は同期してストリーム放送されるオーディオ/ビジュアルコンテンツであってもよい。複数の例の中には、無線又はインターネットを介して放送されるラジオ番組やDVB−Hあるいはインターネットを介して放送されるTV番組が含むが、これらに限定されるものではない。] [0035] さらに、本発明のいくつかの実施形態は、さらに後述する図2に示すような携帯電子機器の中に組み込まれている、または接続されているマイクやカメラのような入力機器によって提供される手段によって、同じオーディオ/ビジュアルコンテンツを取得する機能をユーザに提供することができる。したがって、本発明の実施形態は、本発明の範囲から逸脱することなく、ライブコンサート及びスポーツイベントのような状況においても利用されてよい。] 図2 [0036] 上述したように、本発明の実施形態は、例えば上述したラジオ番組のような、あるイベントに関係するSNSセッションに参加したいと思うユーザを識別するために、オーディオ/ビデオ認識技術(オーディオ/ビデオフィンガプリント法)を利用する。オーディオフィンガプリント法は、当業者には公知の技術であり、MP3ファイルのような静的なメディアファイル、及び著作権使用料の徴収のようなリアルタイムの放送の両方のために利用できる。したがって、簡潔さの観点からオーディオ/ビデオフィンガプリント法の詳細については本明細書では解説しない。] [0037] 次に図2を参照し、本発明のいくつかの実施形態に係るサーバとの通信が可能ないくつかの実施形態の装置に関する詳細について解説する。特に、図2の移動体端末について図1の携帯電子機器190を解説する。図2の移動体端末についての解説は単に例示を目的として提供されるものであり、それ故に本発明の実施形態はこの構成に限定されるものではないことは理解されよう。] 図1 図2 [0038] 図2に示すように、携帯用電子機器290は、携帯筐体200を含み、かつ、いずれもプロセッサ295と通信を行うことができる、ディスプレイ214、マンマシンインタフェース(MMI)216、スピーカ/マイク217、ウェブブラウザ218、送受信機212及びメモリ280を含んでもよい。さらに、本発明の複数の実施形態に係る携帯用電子機器290は、本発明のいくつかの実施形態に係るSNS回路250、カメラ/ビデオレコーダ219、録音機器213をさらに含んでもよく、これらもまたプロセッサ295と通信を行う。プロセッサ295は任意の市販又はカスタムのマイクロプロセッサであってよい。] 図2 [0039] 図2にさらに示されているように、携帯用電子機器290は、本発明のいくつかの実施形態に係る移動体交換センタ(「MSC」)270に接続された基地局送受信機260と通信を行う。送受信機212は通常送信回路と受信回路とを含み、これらの回路はそれぞれ発信無線周波数信号を基地局送受信機260へ送信すると共に、アンテナ205を介して基地局送受信機260から音声信号とデータ信号のような着信無線周波数信号を受信する。アンテナ205は、本発明の範囲から逸脱することのない内蔵アンテナ、格納式アンテナ又は当業者に周知の任意のアンテナであってもよい。携帯用電子機器290と基地局送受信機260との間で送信される無線周波数信号は、別の通信相手または宛先との通信を確立し、当該通信を維持するために使用されるトラフィック信号及び制御信号(例えば入電用のページング信号/メッセージ)の両方を含んでもよい。プロセッサ295は、イベントのオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを取得するように構成されたSNS回路250を含む携帯用電子機器の種々の機能をサポートし、かつ、本明細書においてさらに解説するような本発明のいくつかの実施形態に係る、上述したサーバ(図1の110)にも同じ機能を提供することができる。] 図1 図2 [0040] 本発明のいくつかの実施形態では送受信機212は短距離送受信機であってもよいことは理解されよう。短距離送受信機は、例えば、比較的短距離にわたって高いデータ転送レートをサポートするBluetooth(登録商標)送受信機であってもよい。さらに理解されるように、本発明のいくつかの実施形態に係る携帯用電子機器290は無線送受信機及び短距離送受信機/送信機を含んでもよい。] [0041] 本発明のいくつかの実施形態では、基地局送受信機260は、携帯ネットワークにおいて個々のセルを定義し、セル内の携帯用電子機器290及び他の携帯用電子機器と無線リンクプロトコルを用いて通信する、(1以上の)無線送受信機を含む。単一の基地局送受信機260のみが示されてはいるが、無線通信ネットワークを定義するために、多くの基地局送受信機が、例えば移動体交換センタ270及び他の機器を介して接続され得ることは理解されよう。] [0042] 本発明は携帯用電子機器290のような通信機器又は通信システムにおいて実施されてよいが、本発明はこのような機器及びシステムの少なくともいずれかに限定されるものではない。むしろ、本発明は、本発明のいくつかの実施形態に基づいて動作するように構成され得る任意の装置においても実施可能である。] [0043] 図2にさらに示されているように、SNS回路250はSNS作成回路251を含む。単一の回路が図3に例示されてはいるが、本発明の範囲から逸脱することなく、この回路/モジュールを複数の回路/モジュールに分割できることは理解されよう。] 図2 図3 [0044] 特に、SNS作成回路251は、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントの第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの生成を開始するように構成される。第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントは第1の所定長(T)を有する。SNS作成回路251は、格納された記録282又は格納されたビデオ284の形で、第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントをメモリ280に格納するように構成される。特に、携帯電子機器290のユーザは、例えばマイク217及び録音機器、又はカメラ/ビデオレコーダ219を用いてオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントを取得することができる。オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントが取得されると、SNS作成回路251はオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの生成を開始し、メモリ280に格納してもよい。] [0045] SNS作成回路251は、第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントのサーバへの送信、並びに、第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントのサーバ(図1の110)への周期的送信を開始するようにさらに構成されることができる。上述したように、この第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントは、第1の所定長(T)よりも短い第2の所定長(t)を有し、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントに関連する、第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの中に含まれているデータよりも時間的に後で得られる異なるデータを含んでもよい。初期の送信後に、より短いフィンガプリントを送信することで、機器における電力を節約することができる。] 図1 [0046] 上述したように、第1の所定長(T)を有する第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントであって、第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの一部か、第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントが含まれている第3のフィンガプリントを第2の機器からサーバが受信したことに応じてサーバが自動的に作成したSNSセッションに、携帯用電子機器290は加えられることが可能となる。] [0047] 本発明のいくつかの実施形態に係る詳細について図1〜図3を参照しながら解説する。第1の機器の第1のユーザ(図3のユーザA)は、自分が興味を感じたラジオ番組を聴いていて、その番組を聴いている他の人々とチャットを望むかもしれない。第1の機器290のSNS作成回路251は、録音機器を用いて、例えば60秒のような長さTのオーディオフィンガプリントの生成を開始する。長さTのオーディオフィンガプリントは、格納された記録282の形でメモリ280に格納されることができる。上記長さTのオーディオフィンガプリントはサーバ110(図3の番号1)へ送信され、次いで、例えばSNS1(115)に格納される。電力を節約するために、長さTのオーディオフィンガプリントの初期の送信を行った後SNS作成回路251は、例えば5秒等、確実に識別可能な程度の長さである第2の長さtのオーディオフィンガプリントの送信を開始することができる。第2のオーディオフィンガプリントは、第1のオーディオフィンガプリントとは異なるデータであって、第1のオーディオフィンガプリントの中に含まれているデータよりも時間的に後で得られるデータを含んでいてもよい。図3に示すように、初期のフィンガプリントが送信された後、第2のオーディオフィンガプリントは周期Tで送信されてもよい。] 図1 図2 図3 [0048] 次に図3の処理番号2を参照すると、第2の機器の第2のユーザ(ユーザB)も同じラジオ番組についてチャットを望むかもしれない。第1の機器290について解説したように、第2の機器も第3の長さTのオーディオフィンガプリントを生成し、当該第3のオーディオフィンガプリントをサーバ110へ送信することができる。サーバ110は、ユーザAとユーザBによって提供されたオーディオフィンガプリントを比較するように構成される。本発明のいくつかの実施形態では、長さtの比較で十分な場合もある。オーディオフィンガプリントが一致しているとサーバ110が判定すれば、サーバ110はチャットセッションを自動的に作成すると共に、ユーザAとBをチャットセッションに加える。] 図3 [0049] 第2の機器も、第3のオーディオフィンガプリントの長さ(T)よりも短い長さ(t)の第4のオーディオフィンガプリントを周期的に送信するように構成されてもよい。第4のオーディオフィンガプリントは、ラジオ番組に関連する異なるデータであって、第3のオーディオフィンガプリントの中に含まれているデータよりも時間的に後で得られるデータを含んでもよい。] [0050] 図3の処理番号3によってさらに示されているように、時間的に後の或る時点において、第3のユーザ(ユーザC)もラジオ番組に関連するチャットセッションへの参加を望み、長さTの第5のオーディオフィンガプリントを生成して、このフィンガプリントをサーバ110へ送信する。上述したように、ユーザAとBは長さ(t)のオーディオフィンガプリントのみを周期的に送信しており、サーバ110が第5のオーディオフィンガプリントを受信すると、サーバ110は長さtの別のユーザのフィンガプリントが利用可能になるまで待機する。これは、ユーザAとBが長さtのフィンガプリントを周期Tで送信することに起因して生じるものである。] 図3 [0051] 図3の処理番号4を参照してわかるように、ユーザBの長さtのフィンガプリントはサーバ110へ送信される。サーバ110はユーザCに関連する第5のオーディオフィンガプリントと、ユーザBによって送信された第4のオーディオフィンガプリントとを比較し、これらのオーディオフィンガプリントが一致していることを確定する。この比較の一致に応じて、ユーザCはチャットセッションに加えられる。このようにしてユーザA、B、及びCは同じチャットセッションに参加する。] 図3 [0052] 本発明のいくつかの実施形態では、追加のバッテリ電力の節減のために、新規のユーザがチャットに追加されると、SNSセッションに参加している機器のいくつかは、フィンガプリントの送信停止命令されてもよい。例えば、直前に追加されたような1つの機器がフィンガプリントを送信すればそれで十分である。しかし、これらの実施形態では、フィンガプリントを現在送信している端末がSNSセッションを終了させるような場合には、SNSセッションに参加している機器に対して、フィンガプリントの送信を再開させるように命令を出すことも可能であるべきである。] [0053] さらに、ライブコンサートのようなライブ環境において、例えばマイクを用いてオーディオフィンガプリントが生成される場合、フィンガプリントが従来の放送信号から生成されるフィンガプリントに比べて品質が劣るものになることが予想される。このようなケースでパフォーマンスの改善を図るために、場合によっては複数の機器から得られるフィンガプリントの比較を行うファジー論理によって補完される、統計的アプローチが利用されてもよい。さらに、上記信号は、フィンガプリントの生成時点に追加の信号処理を受ける場合もある。この信号処理によってもパフォーマンスの改善が可能となる。] [0054] 番組の実際のレンダリング、及び当該レンダリングによるフィンガプリントの生成は種々の送信技術を利用して送信が行われるとき、程度の異なる遅延を受ける場合がある。例えば、DVBのようなデジタル送信が用いられる場合、従来のアナログTVと比較すると遅延は明らかである。この遅延に対処するため、本発明のいくつかの実施形態に係るフィンガプリンティングマッチングアルゴリズムは多少の時間ずれを許容し得る。] [0055] 上述した例はラジオ番組に関するものではあるが、別の種類のイベントが用いられてもよい。例えば、フィンガプリントのオーディオ部分のみを生成することにより、同様にTV番組を特定することも可能である。さらに、本発明の範囲から逸脱することなく、ビデオフィンガプリンティングは単独で使用されたり、あるいは、オーディオフィンガプリンティングと組み合わせて使用されたりしてもよい。] [0056] 次に図4及び図5を参照しながら本発明の各種の実施形態に係る処理について解説する。図4をまず参照すると、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)セッションを自動的に作成する処理は、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントの第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを第1の機器において生成し、送信することによってブロック400から始まる。上述したように、第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントは例えば60秒等の第1の所定長(T)を有する。例えば、テレビ番組のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントは第1の機器において生成され、そして当該第1の所定長(T)を有するオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントはサーバに送信されてもよい。次いで、第1の機器は、第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントをサーバへ周期的に送信することができる(ブロック420)。この第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントは、第1の所定長(T)よりも短い第2の所定長(t)を有することができると共に、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントに関連する異なるデータであって、第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの中に含まれているデータよりも時間的に後で得られるデータを含むことができる。したがって、後で行われる(長さtの)フィンガプリントの送信は、個々の機器のための初期の送信(長さT)とは異なるデータを中に含むことになる。フィンガプリントは生の録音/録画を反映すると共に、時間の経過に伴って変化する。第2の所定長は、確実な識別に十分なだけの長さ、例えば5秒等の長さであってもよい。電力の節減のために、より短いフィンガプリントが送信されてもよい。第2の機器からの、第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの一部か第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを含む、第1の所定長(T)を有する第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントをサーバが受信したことによりサーバに自動的に作成されたSNSセッションに、第1の機器は加わることができる(ブロック440)。] 図4 図5 [0057] 次に図5を参照しながら、本発明の各種の実施形態に係る処理について解説する。図5の点線は、必要に応じて設けられる要素を表現している。図5に示すように、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)セッションを自動的に作成する処理は、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントの第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを第1の機器において生成し、送信することによってブロック500から始まる。例えば、SNSセッションは、オンラインチャットセッション、オンラインフォーラム、オンライン電子掲示板、インスタントメッセージ通信セッション等であってもよい。] 図5 [0058] 上述したように、第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントは例えば60秒等の第1の所定長(T)を有する。例えば、テレビ番組のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを第1の機器において生成されてよく、当該第1の所定長(T)を有するオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントはサーバへ送信されてよい。次いで、第1の機器は、第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントをサーバへ周期的に送信することができる(ブロック520)。この第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントは、第1の所定長(T)よりも短い第2の所定長(t)を有し、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントに関連する異なるデータであって、第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの中に含まれているデータよりも時間的に後で得られるデータを含むことができる。第2の所定長は、確実な識別に十分なだけの長さ、例えば5秒等の長さであってもよい。電力の節減のために、より短いフィンガプリントを送信してもよい。] [0059] 本発明のいくつかの実施形態では、生成済みのオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントは、第1の所定長(T)を有する、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントの、改善された第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを提供するために、第1の機器において処理されてもよい。] [0060] 第2の機器は、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントの第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを機器において生成し、送信することができる(ブロック525)。第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントは、例えば60秒等の第1の所定長(T)を有する。第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの一部か第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントは、サーバにおいて上記第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントと比較されてもよい(530)。一致するものが存在すると判定された場合(ブロック535)、処理はブロック545へ進み、そこでサーバはSNSセッションを自動的に作成し、次いで、第1及び第2の機器をSNSセッションに加える。] [0061] 一方、一致するものが存在しないと判定された場合(ブロック535)、処理は、ブロック520へ戻り、次いで、一致するものが得られるまで反復する(ブロック535)。ブロック520の処理は、SNSセッションに加えられた機器のうちのいずれかの機器で行われてもよいことは理解されよう。したがって、第1の所定長(T)を有するオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを送信した後、SNSセッションに加えられる機器は個々に、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのより短いフィンガプリントであって、第2の所定長(t)を有するフィンガプリントを周期的に送信して、電力の節減を図る(ブロック520)。したがって、第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの初期の送信が行われた後、第2の機器は、長さ(T)を有する第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントをサーバへ周期的に送信するように構成され得る。] [0062] 特に、処理がブロック520へ戻る場合、第3の機器からの第1の所定長(T)を有する第5のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントがサーバにおいて受信され得る。第3の機器からの第1の所定長(T)を有する第5のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントが、第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントと、第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの一部か第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを含むと判定された場合、第3の機器は既存のSNSセッションに加えられることが可能となる。] [0063] 上述したように、本発明のいくつかの実施形態では、ブロック525において、SNSセッションに加えられた全機器よりも少ない数の機器によって長さ(t)の周期的送信を行うことができる。これらの実施形態では、長さ(t)のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの周期的送信を終了させるために、周期的送信の終了命令を受けている機器においてサーバからの指示を受信することが可能である。当該命令は、SNSセッションへの新しい機器の追加に応じてサーバから送信されてもよい。これらの実施形態では、サーバはまた、周期的送信を行っていない機器に対し、生成された長さ(t)のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントのサーバへの周期的送信を回復する旨の指示を送信するように構成され得る。サーバは、SNSセッション中の機器のうちの1つの機器におけるSNSセッションの終了に応じてこの要求を送信することが可能である。] [0064] 特に、ブロック550において、機器がSNSセッションに追加された、または削除されたかの判定を行うことも可能である。機器の追加が判定された場合(ブロック550)、サーバは、SNSセッションに加えられた1以上の機器に対し、長さ(t)のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの周期的送信を終了させる旨の指示を送信することができる(ブロック555)。一方で、機器がSNSセッションから解除されたと判定された場合(ブロック550)、サーバは長さ(t)のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの周期的送信を回復する旨の指示を、1以上の機器へ送信することができる(ブロック555)。] [0065] 本発明のいくつかの実施形態では、ブロック530の比較は、第1、第2、第3、第4、第5のうちの少なくともいずれかのオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを、統計的方法を用いてサーバにおいて比較し、第1、第2、第3、第4、第5のうちの少なくともいずれかのオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントが同じオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントに関連するかどうかを判定する構成を含む。この比較(ブロック530)は、図3を参照して解説したように、時間移動を許容する比較アルゴリズムを適用するステップを含むことができる。] 図3 [0066] 図面及び明細書において本発明の例示の実施形態を開示した。しかしながら、これらの実施形態については、本発明の原理から実質的に逸脱することなく、多くの変形や変更を行うことが可能である。したがって、具体的な用語を使用したが、それらは、一般的及び説明的な観点でのみ使用され、限定を目的とはせず、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲により定義される。]
权利要求:
請求項1 ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)セッションを自動的に作成する方法であって、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントの、第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントであって、第1の所定長(T)を有する第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを、第1の機器において生成して送信するステップと、前記オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントに関連するデータを含む第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントであって、前記第1の所定長(T)よりも短い第2の所定長(t)を有し、前記第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントに含まれているデータよりも時間的に後で得られたフィンガプリントを、前記第1の機器からサーバへ周期的に送信するステップと、前記第1の機器から周期的に送信された、前記第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの一部、または周期的に送信された前記第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを含む、第2の機器からの前記第1の所定長(T)を有する第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを前記サーバが受信したことに応じて前記サーバが自動的に作成した前記SNSセッションを加えるステップと、を備えることを特徴とする方法。 請求項2 前記第2の機器は、前記第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを生成し、前記第2の所定長(t)を有する第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントであって、前記第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの中に含まれているデータよりも時間的に後で得られた、前記オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントに関連するデータを含む第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを、前記サーバへ周期的に送信するように構成され、前記方法は、前記第3の機器からの前記第1の所定長(T)を有する第5のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを前記サーバにおいて受信するステップと、前記第3の機器からの前記第1の所定長(T)を有する前記第5のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントが、前記第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリント、前記第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの一部、または前記第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを含むと判定された場合、前記第3の機器を前記SNSセッションに加えるステップと、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項3 前記第3の機器を前記SNSセッションに加えるステップに応じて、前記第2または前記第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの周期的送信を終了させる旨の指示を、前記第1または第2の機器において前記サーバから受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の方法。 請求項4 前記第3の機器における前記SNSセッションの終了に応じて、前記サーバへの前記第2または第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの周期的送信を回復する旨の指示を、前記第1または第2の機器において前記サーバから受信するステップをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の方法。 請求項5 前記サーバにおいて、前記第1、第2、第3、第4、及び第5の少なくともいずれかの、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントが同一のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントに関連するかどうかを判定するために、当該第1、第2、第3、第4、及び第5の少なくともいずれかの、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを、統計的方法を用いて比較するステップをさらに備えることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の方法。 請求項6 前記比較するステップが、時間ずれを許容するように比較アルゴリズムを適合させるステップを備えることを特徴とする請求項5に記載の方法。 請求項7 前記生成するステップの後に、前記第1の所定長(T)を有する、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントの、改善された第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを提供するために、前記生成するステップで生成された前記第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを前記第1の機器において処理するステップを備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。 請求項8 前記SNSセッションは、オンラインチャットセッション、オンラインフォーラム、オンライン電子掲示板、またはインスタントメッセージ通信セッションを含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。 請求項9 携帯電子機器によって実施されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法。 請求項10 ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)セッションを自動的に作成するためのシステムであって、第1及び第2の機器であって、前記第1の機器が、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントの、第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントであって、第1の所定長(T)を有する第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを、前記第1の機器において生成して送信するように構成されている前記第1及び第2の機器と、サーバであって、第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントであって、前記第1の所定長(T)よりも短い第2の所定長(t)を有し、前記第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントに含まれているデータよりも時間的に後で得られた、前記オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントに関連するデータを含む第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを、周期的に前記第1の機器から受信し、前記第2の機器からの前記第1の所定長(T)を有する第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントと、前記第1の機器において生成された前記第1又は第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントとを比較し、前記第2の機器からの前記第1の所定長(T)を有する前記第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントが、前記第1の機器から周期的に送信される、前記第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの一部または第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを含むことが判定された場合、前記SNSセッションを自動的に作成し、前記第1及び第2の機器を前記SNSセッションに加えるように構成されたサーバと、を備えることを特徴とするシステム。 請求項11 前記第2の機器は、前記第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを生成し、前記第2の所定長(t)を有する第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントであって、前記第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの中に含まれているデータよりも時間的に後で得られた、前記オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントに関連するデータを含む第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを、前記サーバへ周期的に送信するように構成され、前記システムは、前記第1の所定長(T)を有する第5のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを生成するように構成された第3の機器をさらに備え、前記サーバは、前記第3の機器から、前記第1の所定長(T)を有する前記第5のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを受信し、前記第3の機器からの前記第1の所定長(T)を有する前記第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントが、前記第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリント、前記第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの一部、または第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを含むと判定された場合、前記第3の機器を前記SNSセッションに加えるように構成されることを特徴とする請求項10に記載のシステム。 請求項12 前記第1または第2の機器は、前記第3の機器の前記SNSセッションへの加入に応じて、前記第2又は第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの周期的送信を終了させる旨の指示を前記サーバから受信するようにさらに構成されることを特徴とする請求項11に記載のシステム。 請求項13 前記第1または第2の機器は、前記第3の機器における前記SNSセッションの終了に応じて、前記サーバへの前記第2または第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの周期的送信を回復する旨の指示を前記サーバから受信するようにさらに構成されることを特徴とする請求項12に記載のシステム。 請求項14 前記サーバは、前記第1、第2、第3、第4、及び第5の少なくともいずれかのオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントが、同一のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントに関連付けられているかどうかを判定するために、前記第1、第2、第3、第4、及び第5の少なくともいずれかのオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを、統計的方法を用いて比較するように構成されることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載のシステム。 請求項15 前記サーバは、時間ずれを許容するように比較アルゴリズムを適合させるように構成されることを特徴とする請求項14に記載のシステム。 請求項16 前記第1の機器は、当該第1の機器において、前記第1の所定長(T)を有する、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントの、改善された第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを提供するために、生成された前記第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを処理するようにさらに構成されることを特徴とする請求項10乃至15のいずれか1項に記載のシステム。 請求項17 前記SNSセッションは、オンラインチャットセッション、オンラインフォーラム、オンライン電子掲示板、またはインスタントメッセージ通信セッションを含むことを特徴とする請求項10乃至16のいずれか1項に記載のシステム。 請求項18 ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)セッションを自動的に作成するためのコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記コンピュータプログラムはコンピュータが読み取り可能なプログラムコードを有する媒体を備え、前記コンピュータが読み取り可能なプログラムコードが、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントの、第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントであって、第1の所定長(T)を有する第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを、第1の機器において生成して送信するように構成されたコンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントであって、前記第1の所定長(T)よりも短い第2の所定長(t)を有し、前記第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントに含まれているデータよりも時間的に後で得られた、前記オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントに関連するデータを含む第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを、前記第1の機器からサーバへ周期的に送信するように構成されたコンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、前記第1の機器から周期的に送信された、前記第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの一部、または第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを含む、前記第2の機器からの前記第1の所定長(T)を有する第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを前記サーバが受信したことに応じて前記サーバが自動的に作成した前記SNSセッションを加えるように構成されたコンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、を備えることを特徴とするコンピュータプログラム製品。 請求項19 前記第2の機器は、前記第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを生成し、前記第2の所定長(t)を有する第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントであって、前記第3のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの中に含まれているデータよりも時間的に後で得られた、前記オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントに関連するデータを含む第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを、前記サーバへ周期的に送信するように構成され、前記コンピュータプログラム製品は、第3の機器からの前記第1の所定長(T)を有する第5のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを前記サーバにおいて受信するように構成されたコンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、前記第3の機器からの前記第1の所定長(T)を有する、前記第5のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントが、前記第2のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントと、または前記第3または第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの一部を含むと判定された場合、前記第3の機器を前記SNSセッションに加えるように構成されたコンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、をさらに備えることを特徴とする請求項18に記載のコンピュータプログラム製品。 請求項20 前記第3の機器の前記SNSセッションへの加入に応じて、前記第2または第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの周期的送信を終了させる旨の指示を、前記第1または第2の機器において前記サーバから受信するように構成されたコンピュータが読み取り可能なプログラムコードをさらに備えることを特徴とする請求項19に記載のコンピュータプログラム製品。 請求項21 前記第3の機器における前記SNSセッションの終了に応じて、前記サーバへの前記第2または第4のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの周期的送信を回復する旨の指示を、前記第1または第2の機器において前記サーバから受信するように構成されたコンピュータが読み取り可能なプログラムコードをさらに有することを特徴とする請求項20に記載のコンピュータプログラム製品。 請求項22 前記サーバにおいて、前記第1、第2、第3、第4、及び第5の少なくともいずれかの、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントが同一のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントに関連するかどうかを判定するために、前記第1、第2、第3、第4、及び第5の少なくともいずれかの、オーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを、統計的方法を用いて比較するように構成されたコンピュータが読み取り可能なプログラムコードをさらに備えることを特徴とする請求項19乃至21のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム製品。 請求項23 時間ずれを許容するように比較アルゴリズムを適用するように構成されたコンピュータが読み取り可能なプログラムコードをさらに備えることを特徴とする請求項22に記載のコンピュータプログラム製品。 請求項24 前記生成するステップの後に、前記第1の所定長(T)を有するオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのイベントの、改善された第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントを提供するために、生成された前記第1のオーディオ及びビデオの少なくともいずれかのフィンガプリントの処理をさらに含むことを特徴とする請求項19乃至23のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム製品。 請求項25 前記SNSセッションは、オンラインチャットセッション、オンラインフォーラム、オンライン電子掲示板、またはインスタントメッセージ通信セッションを含むことを特徴とする請求項19乃至24のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム製品。
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